1924(大正13)・11・23 シンガポール

~孝吉の日記~

シンガポール
正午、シンガポール上陸。安い自働車を雇って海岸通、植物園Reservoir[*貯水池]、ゴム園等を走らす。
真黒なマレー人とその赤い着物、熱帯植物と別墅べっしょの庭園、草花。その熱烈なる色彩は自分の想像以上にて、豊かな自然物、土地は吾々の日本には羨望の至りであった。Raffles Hotelにて茶を飲む。
夕方、船に帰る。ハイフェッツ氏下船。石原氏も下船。

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