1924(大正13)・12・7 インド洋

~孝吉の日記~

晴。白雲ちぎれて飛ぶ。船長に墨で山のをかく。午後、水泳す。夜、相撲の千秋楽がはじまる。最後の五人抜、緊張して盛なり。
大海を走る心持なく、村祭の如し。半月、檣頭しょうとう[*マスト]にかゝる。涼し。

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